石川県の能登で生まれた中島石材店は、2022年で創業100年を迎えました。
石材店というと墓石や燈籠などが思い浮かぶが、それだけでなく、火鉢に器、照明にオブジェなど、暮らしのまわりで使うさまざまな石のアイテムを制作しています。
自然の中にある石の姿をそのまま活かした野趣に富んだものや、刻んで、彫って、磨いて、丁寧な仕事で造形したものと表現は多様です。
いろんなモノが軽量化、コンパクト化している今、住まいの中に石のどっしりとした存在感があるとかえって新鮮であり、手で触れると、ほっと心が和む作品を心がけています。
【製品・サービス紹介】
1922年、中島石材店は石川県能登半島の能登富士こと高爪山の麓の大福寺という村で、大福寺石の採掘及び石材加工から始まりました。大福石は柔らかな軟石で時代の流れと共に使用頻度が減り、硬い御影石を全国各地から原石を仕入れ加工するような今のカタチに変化していきました。完成品を輸入し組み立てるだけの業者が多くなってしまった昨今ですが、9割を自社加工にて製作する数少ない石工です。つくる姿を見せることで信頼に繋がると信じ、自らの感性で石の魅力を発信しております。
【石の器「一石一会」】石の模様や形は同じものはなく、まさに一期一会です。ミシュラン星付きのレストランで使われている型になります。
【石のブックエンド】レコードや本と言った抑えに、ホテルやカフェ、バーで使われています。
【石の香炉「香灯窓」】置物としても存在感があり、令和元年石川県デザインセンター選定商品になりました。
【大福寺石火鉢】お茶の湯を沸かすための手元に置く火鉢。炭で湯を沸かす時間も贅沢になります。
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