熊野町商工会
熊野町は、古くから、筆の町として栄え、大正15年には、当時の筆事業者が中心となって、熊野商工会が発足しています。 筆産業、筆文化の発展を願い、「全国書画展覧会」「筆まつり」の開催や、熊野毛筆組合の設立などに尽力し、昭和36年商工会法施行後も、それらの事業を引き継ぎ、今では、「筆まつり」は、第84回、「全国書画展覧会」は86回目を数え、伝統ある一大イベントとなっています。
産業においては、「毛筆」から「画筆」、「化粧筆」への製造転換など、時代に応じて、熊野筆産業を軸とした、商工業の持続、発展に寄与しており、現在では、新たな取組みとして、経営発達支援計画を活用し、新商品の開発や販路開拓、原材料の確保などに向け、動き始めています。